【ラスアス2では隠密訓練を無くしてほしい】本当にそれで良いのか
どうも。
かる茄子です。
最近ラスアスの記事を書いていなかったので久しぶりに。
皆さんは隠密訓練についてどう思っていますか?
あ、ちなみにスキルレベル2と3の話です。
僕のリスナーの方の多くは、あまり良いイメージは持っていない方が多い印象を受けます。
もちろんそんなことはないという人もいると思いますが、少なくとも僕の周りでは隠密訓練に対してマイナスイメージを持っている方が多いのは事実です。
今回はそんな隠密訓練についてすこーし語っていきたいと思います。
隠密訓練は強い
まずは隠密訓練の効果を見てみましょう
隠密訓練の効果(スキルレベル3の場合)
【効果】 装備ポイント:5ポイント
- ナイフを持って復活する
- しゃがんでいれば、移動していても敵に聞き耳で見つからない
- 敵にマークされない
強い。(確信)
人それぞれ思うところはあると思いますが、僕はラスアス界隈でトップ3に入るくらいの強スキルだと思っています。
ナイフを持って復活できる効果は置いておいて、厄介なのは2つ目と3つ目の効果だと思いますし、多くの方が同じ気持ちだと思います。
順に解説していきます。
まずしゃがんでいる時に聞き耳に引っかからなくなる効果。
この効果が多くの方に良い印象を持たれていない最大の理由だと思います。
このゲームの特徴の一つとして、聞き耳というゲームシステムがあります。
詳しい説明は省きますが、これは相手が動いている時などに障害物越しでも敵影を捉えられる効果です。
この効果、ハッキリ言ってかなりヤバいですw
他のゲームでは通称「ウォールハック」などと呼ばれるチート行為と近しい効果を、このゲームでは当たり前のように使っていますからね。
相手が近寄ってきているのが分かれば、相手がこちらに気づく前に攻撃を仕掛けることができます。
以前の記事で、このゲームでは被弾時のブレが非常に大きいというお話をしました。
先に攻撃を仕掛けることができれば、かなりの確率で相手を倒すことができます。
当然相手もこの聞き耳は使えるわけですが、聞き耳ゲージの兼ね合いもあるので、いつ聞き耳を立てるのか、どの方向に立てるのかを考えながらゲームを進めていく必要があります。
少し話が逸れましたが、聞き耳が非常に強いということは理解していただけたかと思います。
そして、この聞き耳を回避できるのが隠密訓練というわけです。
このゲームは聞き耳という非常に強力な技があるおかげで、クリアリングや相手の索敵がかなり手軽に行えます。
本来であればその場に実際に行ってみないと分からない敵の位置を、離れた距離からでもボタン一つで索敵することができます。
しかし手軽な反面、聞き耳頼りなクリアリングをしてしまいがちになるデメリットもあります。
聞き耳で確認したのに、実は隠密訓練が潜んでいた・・・なんてのはラスアスマルチでは日常茶飯事です。
聞き耳が強力であるがゆえに、聞き耳頼りなクリアリングや索敵をしてしまうと、隠密に簡単に足元をすくわれてしまいます。
聞き耳に引っかからないというシンプルな効果ですが、この効果こそが隠密訓練が強いと言われる最大の理由です。
3つ目の効果に関しては、正直パーティーありであればそこまで脅威にはなりえないかもしれません。
なぜかというと、パーティー間でVC等で連携が取れる状態であれば、マークができなくても情報共有ができ、相手の場所を瞬時にパーティーメンバーに伝えることができるためです。
ですので、この効果が強く使えるのはパーティーなしだと思っています。
先ほどとは違い、自分以外のメンバーと連携を取ることが難しいパーティーなしにおいて、マークができないというのは致命的です。
マーク以外で相手の位置を他メンバーに伝える手段は基本的にゲーム内VC以外には無く、受動的な方法としては相手の発砲やダッシュなどを誘ったりして、赤点をミニマップに表示させる必要があり、マークする場合と比べて難易度は格段に跳ね上がります。
ですので、隠密訓練3を付けた相手を発見した場合は、見つけた人がその相手を警戒しなければならなくなるため、動きが一気に制限させられます。
見つけた相手を放置して裏をかかれたのでは元も子もありませんからね。
もし仮に隠密訓練を無くせるとしたら
ラスアス2に期待することを聞くと、こんな回答がありました。
「隠密訓練を無くしてほしい」
上記のお話の中で、隠密訓練が非常に強いスキルであるというお話をしました。
しかし、隠密訓練以外にも強力なスキルはありますが、それらを無くしてほしいという意見を僕はあまり聞いたことはありません。なぜなのでしょうか。
大きな要因としては、「正面からの撃ち合いをしたい」という考えのプレイヤーが多いからだと思います。
隠密訓練はその特性上、裏取りを行う場合に非常に高い効果を発揮します。
聞き耳に引っかからないため、直接背後を確認しなければ見つけることは難しいです。
しかし、常に後ろを目視で確認することはできないため、聞き耳だけで済ませる場合も多いですが、そこで隠密訓練が効果を発揮します。
総じて相手の虚をつく戦法と相性が良く、裏取りで相手を倒す機会が自然と多くなります。
では裏取りをされたプレイヤーはどう思うかというと、「正面から戦えよ」とか「その戦法めんどくさいわ」などネガティブな感情を抱いている人が多い印象を受けます。
これは日本人特有なのかもしれませんが、ラスアスに限らず裏どりや角待ちといった戦法は、不快に感じるプレイヤーが多いように感じます。
隠密訓練がない世界線の話
では「仮に」隠密訓練が無くなったとしたら、このゲームは撃ち合いばかりの楽しいゲームになるのでしょうか?
僕の個人的な見解ですが、撃ち合いは間違いなく多くなると思います。
しかし、楽しいゲームになるかどうかは全くの別問題だと考えています。
なぜかというと、先ほどお話ししたようにこのゲームには「チート並みに強い聞き耳」というシステムがあります。
隠密訓練がない場合、この聞き耳を回避する方法は相手との距離をかなり開ける、適宜立ち止まる、相手が聞き耳を立てそうにない方向を移動するなどですが、正直これを意識して立ち回るのは至難の技です。
そもそも相手が「いつ」「どの方向に」「どれくらいの時間」聞き耳を立てるかは分からないうえに、ぐるっと360°聞き耳を立てられればどの方向にいても関係なくなります。
聞き耳の届かない遠距離だと相手に攻撃できず、相手の動きを予測して立ち止まったり移動する場所を考えたりなどなど・・・これを精度高く行うとなると相当な熟練者でないと不可能です。
そして、上記の動きができないプレイヤーは聞き耳で簡単に居場所がバレるため、裏どりはほぼ不可能なゲームに成り果てます。
どうせ裏どりしていてもバレるのなら、正面での撃ち合いを選択するプレイヤーが多くなるため、撃ち合いの機会は今よりももっと増えることが予想されます。
しかし、正面での撃ち合いに勝てないプレイヤーは成す術がなくなり、つまらないと感じる人が増えるかもしれません。(もしくは工作師等で徹底的にサポートに回る、爆発物のエキスパートで特攻するなど)
こうなってしまうと新規で始めたプレイヤーは撃ち合いに強いプレイヤーに勝つことが難しく、裏どりしようにも聞き耳で速攻でバレてしまうため、新規が参入し辛いゲームになるります。
「新規プレイヤーが増えない」というのはオンラインゲームにとっては致命的であり、ゲームの寿命を縮めることに他なりません。
また、裏どりという戦法がほとんど潰されてしまうため、単純にゲーム性が単調になる可能性が高いです。
正面での戦い以外の選択肢がほとんどなく、単に撃ち合いや投げ物合戦になってしまっては、ゲームに飽きるのも時間の問題です。レベルアップで羽が生えたり巨大化するゲームなら飽きにくいかもしれませんが
これらのことから、隠密訓練を無くすことによってゲーム環境にもたらす変化はあまりにも大きく、単純に隠密訓練を無くせば撃ち合いが増えてゲームが面白くなるかと言われると、個人的には首をかしげる次第です。
最後に
今回は隠密訓練についてのお話をしました。
「それは極論だ」という意見もあるかもしれませんが、もし仮に今のラスアスで隠密訓練が無くなれば、ほぼ確実に「地獄耳」が大流行して裏どりなんてとてもできる状況にはならないと思います。
とりあえず360°聞き耳を立てればクリアリング終了。あとは正面の敵と打ち合うのみ。
そんなゲームをプレイしたいと考える人がどれくらいいるのか。
隠密訓練を無くした方がいいと言っている人を否定するつもりはなく、あくまでも個人の一意見として聞いていただければ幸いです。
・・・ちなみに、僕は隠密訓練が大嫌いですw
その理由は機会があればお話ししたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。